沈まぬ太陽
山崎豊子作の「沈まぬ太陽」を読み終えました。「沈まぬ太陽」を読むきっかけになったのは、
「僕がテレビ屋サトーです -名物ディレクター奮戦記- 『ビートルズ』から『はじめてのおつかい』まで」の本に
「沈まぬ太陽」のモデルになった人にアフリカで会ったという文章を読んだことです。
日本航空の御巣鷹山の事故の時は、夏休みでした。「スチュワーデス物語」が
再放送されている時で、この事故のため最終回の放送がなくなりました。しばらく後に放送していましたが。
当時は、大変な事故がおこったな、というぐらいの感覚で、新聞記事もそれほど詳しく読んでいたわけでは
ありませんでした。
ですから、この事故についても詳しいことはほとんど知らないままで今まできました。今、「沈まぬ太陽」を
読んで、事故の遺体ひきとりや、その他細かな状況、その後の会社の応対なども読むと、JALの飛行機には
乗れない気分になりました。
(2005年2月24日)
「沈まぬ太陽」主要参考文献--「沈まぬ太陽 第5巻」P.416-より--
・「白ナイル―ナイル水源の秘密」 筑摩叢書 161 アラン・ムアヘッド (著), 篠田 一士 (翻訳)
・「青ナイル」 筑摩叢書 232 アラン・ムアヘッド (著), 篠田 一士 (翻訳)
・「アフリカの日々」アイザック・ディネーセン (著), 横山 貞子 (翻訳)
・「カラハリ―アフリカ最後の野生に暮らす」マーク&ディーリア オーエンズ (著), 小野 さやか (翻訳), 伊藤 紀子 (翻訳)
・「花のある遠景―東アフリカの裏町から」 西江 雅之 (著)
・「ぼくとキキのアフリカ・サファリ 人間と動物・愛のシリーズ」神戸 俊平 (著)
・「ウガンダの父とよばれた日本人―アフリカにワイシャツ工場をつくった柏田雄一」 今井 通子 (著), 瀬野 丘太郎
・「マウマウ戦争の真実―埋れたケニア独立前史」マイナ・ワ・キニャティ (編さん), 楠瀬 佳子 (翻訳)
・「奴隷と奴隷商人」 「知の再発見」双書 ジャン メイエール (著) 国領 苑子 (翻訳)
・「スラム」 緑地社アフリカ叢書 トマス アカレ (著) 永江 敦 (翻訳)
・「フィールドガイド・アフリカ野生動物―サファリを楽しむために」 小倉 寛太郎 (著)
・「Safari: A Chronicle of Adventure」Bartle Bull (著)
・「Ngorongoro」Reinhard Kunkel (著)
・「Origins Reconsidered: In Search of What Makes Us Human」 Richard Leakey (著), Roger Lewin (著)
・「マッハの恐怖」 柳田 邦男 (著)
・「続・マッハの恐怖」 柳田 邦男 (著)
・「機長席からのメッセージ―人間、機械そして自然を愛して」加藤 常夫 (著), 上田 恒夫 (著)
・「機長席からのメッセージ (Part2)」 加藤 常夫 (著), 上田 恒夫 (著)
・「日航ジャンボ機墜落―朝日新聞の24時」 朝日新聞社会部 (編集)
・「おすたかれくいえむ」8・12連絡会 (編集)日航機事故被災者家族の会
・「再びのおすたかれくいえむ」 8・12連絡会日航機事故被災者家族の会
・「墜落事故のあと」 川北 宇夫 (著)
・「いつまでもいっしょだよ―日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事故で逝った健ちゃんへ」美谷島 邦子著
・「喪の途上にて―大事故遺族の悲哀の研究」野田 正彰 (著)
・「悲劇の真相―日航ジャンボ機事故調査の677日」 鶴岡 憲一 (著), 北村 行孝 (著)
・「日本航空-迷走から崩壊へ」 吉原 公一郎 (著)
・「墜落の夏―日航123便事故全記録」 吉岡 忍 (著)
・「壊れた尾翼」 加藤 寛一郎 (著)
・「日本航空「会長室」」 吉原 公一郎 (著)
・「小説・日本航空」 渡辺 一雄 (著)
・「疑惑 JAL123便墜落事故―このままでは520柱は瞑れない」 角田 四郎 (著)
・「ドキュメント・ボーイング」 鈴木 五郎 (著)
・「首相官邸 今昔物語」 大須賀 瑞夫 (著)
・「日米通貨交渉2000日―大蔵財務官たちの闘い」 野口 均 (著)
・「機長席」 ロバート J.サーリング (著), 清水 政二 (翻訳)
・「機長の決断」 ペーター ヴェプファ (著), U.V. シュルーダー (著), 中村 昭彦 (翻訳)
・「世界の動物園めぐり3 アメリカ編」 大高 成元
・「マッカーシズム」リチャード・H. ロービア (著), 宮地 健次郎 (翻訳)
・「鳩翁道話」 柴田 鳩翁 (著), 柴田 実
以上「沈まぬ太陽 第5巻」に掲載されていた参考文献の一部です。
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リンク
*国公労新聞 第1034号
沈まぬ太陽を心に持って−まともな労働組合に光あて、たたかう労働者を勇気づけるベストセラー
『沈まぬ太陽』を書かれた山崎豊子さんに新春インタビュー
*航空事故リンク集
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