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2004年3月13日土曜日
唐沢版「白い巨塔」の最終回を前に、「白い巨塔」と私との出会いから今までのことを書きとめたくなった。
私が、「白い巨塔」のことを初めて知ったのは、10数年前、田宮版のテレビドラマ「白い巨塔」がお昼の2時頃に再放送されていた時である。 私が10代の時だ。「白い巨塔」を見始めたのは、母が見ていたから、それにつられてである。当時は、お昼の番組を録画して、夜見るということは よくあった。昼ドラ「華の嵐」もそんな風に見ていた。
第1回からは、見ていない。見始めた時は、5回か6回あたりだったと記憶している。教授選挙で、お金がとびかっていたのを覚えている。 見ていくうちに、どんどんとドラマにひきこまれていった。こんなにひきこまれたドラマは久しぶりだった。
このドラマを見て、医者という職業について知ったことは多い。私は、病気にほとんどかかったことがなく、したがって病院に行ったこともほとんどない。 行ったことがあるといえば、小学生の時の歯医者と、視力が悪くなって眼科医に行ったぐらいだ。だから、大学病院には行ったこともない。
「白い巨塔」を見て、まず驚いたのは、大学病院の医者が、開業医の医者をこんなにも見下しているということだ。医者という職業を ひとくくりに考えていたが、そんなことはないのだと、はじめて知った。
あとは、医療ものドラマの影響だろうが、医者というと、手術をしている人というイメージがあったが、それは外科医で、医者とひとくちに いっても、科がいろいろと分かれていることも、教授選挙で、何々科教授と字幕が出るのではじめて知った。患者の佐々木さんが、 「財前という医者は気に入らないから、里見先生が手術をしてくれるなら、手術してもいい。」と言ったシーンはよく覚えている。 このシーンを見て、「内科の先生は、手術しないものなんだ。」と理解したからだ。
そのほかには、大学病院の先生は権威はあるかもしれないが、アルバイトをしないと生活ができないほど、お金を持っていないんだな、とか 開業医はお金を持っていても、一介の医者にすぎず、勲章をほしがるものかと、財前産婦人科のお父さんを見ていて そういうものか、と思った。
教授選挙と、誤診裁判では、裁判の方が印象に残っている。
私が田宮版で、一番好きなシーンは、財前と里見が「断層撮影をする、しない。」で話をしているところだ。里見が財前に 「君は、僕が転移をしているという仮定で話しているというが、それなら君は転移をしていないという仮定で話しているんじゃないか。」というセリフには納得してしまった。このシーンは、田宮財前と、山本里見との激しいセリフの応酬で、素人の役者にはできない芝居だな、と強く感じたことを覚えている。
誤診裁判に入る前は、「これだけ里見先生が断層撮影をすすめていたのに、財前がしなかったのだから、財前が絶対に 悪いに決まっている。」と思っていたが、裁判のやりとりを見ていると、財前側の言い分にも納得させられてしまう ところがあり、「ものは言いようだな。」と感じた。
財前が倒れた最終回は、やはり印象が強い。一番覚えているシーンは、田宮財前が、看護婦をおしのけて「俺のカルテを出せ。」と カルテをくるシーンである。ものすごい迫力で、私にはこのシーンが一番強烈に記憶に残っている。次は、安西が「俺たちは 財前先生に肩入れしすぎたんじゃないか。冷や飯を食わせられるかもしれないな。」と言ったところだ。教授が亡くなろうかと いう時に、なんてことを言うのか、と驚いてしまった。結局自分のことしか考えていないのかな、とも思った。自分が死のうかと いう時に、こんなことを言われるのは悲しく感じる。
最後に、死体運搬台で、バックミュージックが流れて財前が運ばれていくシーンは、やはり印象深い。当時は、バックに 流れている曲が何という曲かは分からなかった。
このドラマを見終わってから、「白い巨塔」の原作本を読み始めた。ドラマでもセリフ量が多いな、と思っていたが、 原作本では、もっと多くて読むのが大変だった。ドラマであらすじが分かっていたから、読めたが、いきなり原作本から 読むのは難しかったかもしれない。医学用語がたくさん出てくるところは、斜め読みぎみだった。
その後、財前五郎を村上弘明が演じたドラマがあった。これも見た。でも、やはり数時間で「白い巨塔」をドラマ化 するのは無理があるな、と思った。誤診裁判では、柳原がいろいろな葛藤がありながら、真実を話すまでの時間の長さが 見ごたえがあるのだが、時間が短いドラマだとどうしようもないので、しかたがない。柳原は、堤真一が演じていて、 真実を話すシーンは、よく覚えている。
覚えているシーンは、これぐらいだ。里見役が、平田満だったのだが、村上弘明と平田満では、財前と里見が同期に見えないな、と思った。村上弘明演じる財前が亡くなるシーンは、どうだったのか、記憶にまったくない。
ドラマ自体は、それほど印象が強くないが、「白い巨塔」の財前を村上弘明が演じるということで、村上弘明が いろいろな番組に出て宣伝していたのは少し覚えている。「徹子の部屋」にも出演されていたのを見た。 「私は財前を演じるのであって、田宮さんを演じるのではない。」とおっしゃっていた。みんながあまりにも 「田宮さん、田宮さん。」と言うからだろう。徹子さんもそうおっしゃっていたし、やはり私も財前五郎イコール田宮さんと思っている。
他には「手術も見学した。クラシック音楽が流れていて、リラックスしていて驚いた。ドラマでは"汗"とか言って、 緊迫しているから。」ということもお話されていた。「手術時間は、何時間と長いので、医者は体力がいるな、と思った。」と いうお話もあったと思う。
あれから、数年がたち、平成15年に、唐沢寿明主演で、「白い巨塔」が連続ドラマ化されることを知った。田宮二郎主演で、あれだけ完璧につくったものをどうして、今またつくるのか、と正直思った。
唐沢版の第1回が放送される日のお昼の時点でも、今回の「白い巨塔」は見るべきか、見ないべきか、と悩んでいた。 やはり「白い巨塔」の財前は田宮二郎のものだと思っているからだ。
結局、初回のドラマは、録画することにした。後で見るかどうかも、少し迷っていた。結局は見た。見てみたら、 予想していたよりも、悪くはなかった。大きな手術の記者会見で、財前が写真の中央になって、東教授の顔が切られている というのも、なかなか状況のつくりかたが上手だな、と思った。初回最後の、財前と里見の「医者は神様ではないからな。」 のやりとりも、うまいな、と思った。
録画したのを見たのは、金曜日だったが、その次の日の土曜日に原作本5巻を全部買った。過去に読んだ「白い巨塔」の本は、もうどこかにいってしまっていた。「白い巨塔」への思いが強くなっていった。
11月上旬にAmazon.co.jpを見ていると、田宮版「白い巨塔」のDVD-box 第1巻が、何%か割引になっていた。今、買わなければ と思って、まず第1巻をすぐに買った。そして、見た。やはり以前に夢中になって見ていたといっても、10数年もの時が経過しているので、かなり忘れていた。
田宮版の第1話、第2話あたりは、ドラマが静かにたんたんと進んでいくので、地味な印象も受けたが、第3話あたりからは ぐんぐんとひきこまれていって、途中で見るのをとめられなくなってしまった。夜見るのは当然だが、朝もはやく起きて、 会社に出かける前に、1話分を見てから行くということまでしていた。
10数年前に見た時には、ケイ子の魅力はあまり分からなかったが、今見ると、ケイ子にひきこまれてしまう。太地喜和子が ものすごく魅力的だ。愛人ではあるけれど、財前がケイ子にだけは弱みを見せていて、これだけ弱みを自分にだけ見せてくれたら、 嬉しいな、と思ってしまった。
10数年前と、今では、ひきつけられるシーンも違っている。奥の深いドラマだと思う。12月下旬までに、田宮版の DVD-BOX 第3巻まで買って、全31話をすべて見た。
田宮版のDVDを見ると、現在進行形の唐沢版のドラマを物足りなく感じるようになったことが困ったことだった。
Amazon.co.jpで、「白い巨塔」で検索していて、田宮二郎が映画「白い巨塔」でも、財前五郎を演じていることを知り、 2004年1月頭にDVDを買って見た。映画の公開当時で、田宮二郎は31歳。財前は、原作では43歳だから、それがこんなに若い田宮二郎のところに役がきたこと自体にも驚いた。
その後、田宮二郎自身が、原作者の山崎豊子さんのところに「この映画はぜひ自分にやらせてほしい。」と話をしに行って いたことを知り、俳優さん自らが動くなんてすごいことだな、と思った。
映画での田宮財前は若いが、30歳ぐらいの若さで、これだけの貫禄を出せる田宮二郎はすごいと思った。家で着ている和服も似合っていた。
1月の半ばからは、唐沢版が終わるまでは、田宮版のDVDは見ないようにしようと思った。そして、唐沢版もいよいよ次回の放送が最終回である。予告を見ると、死体運搬台が、医者たちが両脇に見守る中進んでいる映像がうつっていた。このシーンは、原作本、田宮版同様、あるのだな、と思いながら見ていた。私の今の一番の興味は、このシーンで、どの音楽が流れるか、ということだ。 田宮版では、モーツァルトのレクイエムから、ラクリモーサが流れていた。唐沢版ではどの曲なのか。
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唐沢版の「白い巨塔」が最終回をむかえた。
最終回の中で、一番印象に残ったのは、唐沢財前が「俺は間違っていたのか?」とケイ子に問いかけるシーンだ。私も、田宮版のドラマ「白い巨塔」を見て、 そして原作本を読んで、これは考えたことがある。「財前の人生はどこで間違えたのか?どこからが破滅への道だったのか?」と。
唐沢版のドラマではケイ子は「分からない。」と答えていたが、もしも私が、財前からこのように言われたら、「間違っていなかったよ。 一生懸命やってきた。」と言うと思う。財前は裁判にも負けて、教授になってからの期間も短く実績がほとんどなく、そして余命もあとわずかしかない、こんな 状態で、今までやってきたことが間違いだったと言われては、救いがないように思う。
実際、財前は患者さんへの応対はつっけんどんで不親切かな、とも思ったが、手術の技量は一流だし、懸命に生きてきたと思う。 田宮版のドラマでは、最終回に財前と里見が手を握り合って話すシーンで、財前が里見に「僕は君に負けたよ。」と言うところで、 里見は、「君は立派な外科医じゃないか。」と言ってあげるところでは、里見は、やはり心優しい人だな、と思った。
唐沢版では、最後に解剖室に向かうところでは、結局加古さんの音楽が流れていた。唐沢版では、ドラマの頭から ワーグナーのタンホイザーが流れていて、ドラマの途中でも流れていたので、これ以外にクラシック音楽を使うことは しなかったのだな、と思った。
唐沢財前の最後は、原作通り、反省せずに終わった。田宮版では、原作を変えて、反省していた。これには反省しないほうが 良かった、という声も聞いたことがある。その気持ちも分かる。けれども、私は田宮版はあの終わり方でよかったと思う。 私は田宮財前が里見にあてた手紙の中の「美しいバラは病床をなぐさめてくれた。」の一節が、気に入っている。この言葉が 出るためには反省する必要があるからだ。
田宮版は、財前が倒れてから亡くなるまでをもう少し長く描いて欲しかったという意見もよく聞く。実際、原作本は 財前が裁判の判決の時に倒れてから、亡くなるまでの描写もかなり細かい。でも、私は田宮版のドラマではまるまる1回の あの長さで良かったと思う。1回分でも見ていて辛かった。あれ以上長くされると辛くて本当に見ていられない。
田宮版のドラマで、好きなシーンを書きたい。
田宮版では、財前が字を書いているシーンが何回かある。書いている最中の文字がうつっている。これが私はかなり好きだ。
お母さんに、仕送りをする時に住所と黒川きぬ様という文字。教授になってからはじめての仕送りの時に書く手紙。「母上どの」 の文字。この時に、財前がお札を数えながら置いていくのだが、ここで1枚お札のむきをそろえるために、ひっくりかえす。 私はこれを見て、私はお札のむきが揃っていなくても、それほど気にしない方なので、財前は几帳面な性格をしているのだな、と 思った。お母さんが体調がすぐれない時に、岡山大学の教授あてに紹介状を書くシーンもあった。
改めて田宮版を見ると、田宮二郎は歩く姿も、歩いている後ろ姿もかっこいいな、と思う。ちょっとしたしぐさもかっこいい。 佐々木庸平とそっくりの患者が退院する時、財前が「お気になさらずに、さあ、」と左手をまわして、「どうぞ。」と 言うのだが、その手のまわし方がきまっているな、と思った。
ほかには、ドイツから帰って来た時の記者会見のシーンは大好きだ。もうひとつ、裁判での最終答弁での話しぶりも好きだ。 財前のお父さんが「さすが、大学教授やな。見事な答弁ぶりやったで。」と言うが、私も聞いていてほれぼれしてしまった。 話している内容は嘘なので、ほれぼれするなんて言うのはよくないかもしれないが。何にこんなに引かれるのか、その声か 話すテンポなのか、とにかく魅力的だ。
裁判がはじまってからは、田宮財前が笑顔を見せることは少なかったと思うが、教授選挙の時には、何回か笑顔があったと思う。 里見に「君はいいなあ。いつも超然としてて。」とか、すい臓がんのオペの時とか、笑顔がとてもいいなあ、と思いながら見ていた。
誤診裁判は、10数年前に見ていたときには、原告側(佐々木さん側)に感情移入して見ていた。中村玉緒演じる佐々木よし江の 「裁判長さん。」という呼び方も印象に残っているし、佐々木さんの残された家族は、気の毒だな、と思っていた。でも、今見ると なぜか財前側の味方になりたい気分になってしまう。
唐沢版のドラマでは、誤診裁判はどうしても佐々木さんの遺族に感情移入できず、同情もできなかった。だからといって、唐沢財前側に 感情移入ができたわけではない。カルテの改ざんは 新聞記事にもよくなっているし、実際にあることのようだが、原作ではカルテの改ざんはしないし、「カルテの改ざんをしちゃあ、 おしまいよ。」と思った。
唐沢版は、どうしても田宮版と比較されるのは当然のこととと思う。比較するな、と言う方が無理だ。私も田宮版を見ていたので、 比較してしまう。まったく同じセリフのところでは、田宮版ではこんな風だったな、と思うし、教授選挙で、唐沢版ではホワイトボードに 名前をずらずらと書いてあったが、それを見ても、田宮版では黒板にきれいな字で書いてあったな、とか何でもないことでも やはり比較してしまう。
唐沢版については、私もつっこみたい箇所は多々ある。財前の妻と愛人が会って話をするなんて、どうしても理解できないし、 最終回で、財前杏子は、愛人のケイ子を病院に呼んだが、「愛人を呼ぶよりも、財前のお母さんをはやく呼ぶべきなのでは。」と 思った。
言い出せばきりがない。「田宮版と唐沢版はどちらが好きか。」と問われれば、私は「田宮版が好きだ。」と答える。しかし、 唐沢版のドラマがなければ、私が田宮版の「白い巨塔」を見ていたという思い出は、私の 記憶の奥底に眠っているままだった。そして、田宮版のDVD-BOXを買うこともなかった。2001年に発売されていたことは 知っていたが、\45,000-というのは、金額が大きく感じて、当時は買わなかった。今は\45,000-をかけても、高くはないと 思っている。唐沢版のドラマには、私の記憶を呼び起こしてくれて、DVD-BOXを買うきっかけを作ってくれた、そして 田宮二郎主演の「白い巨塔」をより多くの人に知ってもらえたという点で感謝している。
第1回:財前(田宮二郎)宅に、ケイ子(太地喜和子)が、「東教授(中村伸郎)は、あなたに教授の椅子をつがせたくないような口ぶりよ。」と電話してくるシーンまで。
第2回:料亭、扇屋で、財前が初めて岩田(金子信雄)と、顔をあわせるシーンまで。
第3回:鵜飼医学部長(小沢栄太郎)が、財前が贈った絵をうけとってくれたと、杏子(生田悦子)から聞いて、ブランデーを飲んでいるシーンまで。
第4回:財前が、東教授室で、「その時には泣き寝入りをしないだけの方策を考えたいと思います。」と言うシーンまで。
第5回:岩田たちが、真鍋(渡辺文雄)に、「東教授に、次期教授に財前を推薦するか、病院長を棒にふるか、膝詰談判して欲しい。」と依頼するシーンまで。
第6回:木津川のほとりを、財前とケイ子がふたりで歩くシーンまで。
第7回:財前が木津川の焼却炉の炎を見つめながら「(教授戦に)勝ってみせる。」と誓うシーンまで。
第8回:教授選挙で、東教授が棄権し、その後、開票がおこなわれている最中のシーンまで。
第9回:東教授室で、東教授が「君との人間関係は終わったようだね。」と言って、教授室を出て行き、財前が教授の椅子に座るシーンまで。
第10回:財前が決戦投票で、教授に決まり、ケイ子と財前がお祝いしているシーンまで。
第11回:里見(山本学)が、財前に、佐々木庸平(谷幹一)の診察を依頼し、財前が「なんだ、保険あつかいじゃないか。」と言うシーンまで。
第12回:財前が柳原(高橋長英)に、「なぜ里見助教授に断層撮影をしていないと言ったのか。」と怒るシーンまで。
第13回:財前が、ドイツに発つシーンまで。
第14回:ドイツの財前に、「ササキシス」の電報が送られてきたシーンまで。
第15回:財前がケイ子宅で、「俺は世界的に認められた外科医、財前五郎だ。」と言うシーンまで。
第16回:財前のお母さんの京都案内から帰ってきたケイ子が、財前にお母さんの話をするシーンまで。
第17回:バーで、ケイ子が財前に「あなたのお母さんに会ってから、もっとあなたの味方をしたくなった。」と言うシーンまで。
第18回:財前と柳原が、扇屋で話しているシーンまで。
第19回:扇屋で、財前のお父さん(曽我廼家明蝶)が、「見事な答弁ぶりやったで。」と財前に言うシーンまで。
第20回:一審の判決から、1年4カ月後、ケイ子の部屋で、財前とケイ子が、里見のことを話しているシーンまで。
第21回:学術会議会員のことを、財前のお父さんが扇屋の時江さんに説明するシーンまで。
第22回:鵜飼教授が、なぜ財前に学術会議会員立候補をすすめたかの理由を佃(河原崎長一郎)と安西(伊東辰夫)が、シローで財前に話すシーンまで。
第23回:シローで、ケイ子が財前に「柳原さんが丼池を歩いてたわよ。」と話すシーンまで。
第24回:ケイ子の部屋で、ケイ子が財前に、お母さんからの手紙を読むシーンまで。
第25回:亡くなった佐々木庸平にそっくりの患者が、財前に診察を求めてくるシーンまで。
第26回:佐々木庸平そっくりの患者のオペをした財前が、ケイ子宅に来て、ケイ子に気弱な姿を見せるシーンまで。
第27回:選挙の票と交換に、地方病院への転勤を命じた医局員たちの壮行会を、シローでしているシーンまで。
第28回:ケイ子宅で財前が、「おふくろをこっちに呼ぼうと思っている。」と話すシーンまで。
第29回:佐々木庸平の切除胃を病理検索のために押収されて、弁護士から財前に電話がかかってくるシーンまで。
第30回:裁判で、抄読会の記録係、江川(坂東正之助)が、証人申請されるシーンまで。
第31回:財前の遺体が、解剖室に運ばれるまで。
役名 | 1966年映画版 | 1978年テレビドラマ版 |
財前五郎 | 田宮二郎 | 田宮二郎 |
東佐枝子 | 藤村志保 | 島田陽子 |
花森ケイ子 | 小川真由美 | 太地喜和子 |
東教授 | 東野英治郎 | 中村伸郎 |
鵜飼教授(第一内科) | 小沢栄太郎 | 小沢栄太郎 |
大河内教授(病理学) | 加藤嘉 | 加藤嘉 |
今津教授(第二外科) | 下絛正巳 | 井上孝雄 |
葉山教授(産婦人科) | 須賀不二男 | 戸浦六宏 |
野坂教授(整形外科) | 加藤武 | 小松方正 |
財前杏子 | 長谷川待子 | 生田悦子 |
財前又一 | 石山健二郎 | 曽我廼家明蝶 |
里見脩二 | 田村高廣 | 山本學 |
里見三知代 | 白井玲子 | 上村香子 |
岩田重吉 | 見明凡太朗 | 金子信雄 |
佐々木庸平 | 南方伸夫 | 谷幹一 |
佐々木よし江 | 村田扶実子 | 中村玉緒 |
河野正徳弁護士 | 清水将夫 | 北村和夫 |
関口仁弁護士 | 鈴木瑞穂 | 児玉清 |
金井講師 | 杉田康 | 清水章吾 |
佃医局長 | 高原駿雄 | 河原崎長一郎 |
柳原弘 | 竹村洋介 | 高橋長英 |
金沢大学医学部-菊川教授 | 船越英二 | 米倉斉加年 |
東都大学医学部第二外科-船尾教授 | 滝沢修 | 佐分利信 |
黒川きぬ | 瀧花久子 | 中北千枝子 |
役名 | 1967年テレビドラマ版 | 1990年テレビドラマ版 | 2003年テレビドラマ版 |
財前五郎 | 佐藤慶 | 村上弘明 | 唐沢寿明 |
東佐枝子 | 村松英子 | 紺野美沙子 | 矢田亜希子 |
花森ケイ子 | 寺田史 | 池上季実子 | 黒木瞳 |
東教授 | 山形勲 | 二谷英明 | 石坂浩二 |
鵜飼教授(第一内科) | 河津清三郎 | 丹波哲郎 | 伊武雅刀 |
大河内教授(病理学) | 佐々木孝丸 | 下元勉 | 品川徹 |
今津教授(第二外科) | 長島隆一 | 東野英心 | 山田明郷 |
葉山教授(産婦人科) | 片山滉 | 立川光貴 | 渡辺憲吉 |
野坂教授(整形外科) | 武藤英司 | 中尾彬 | 山上賢治 |
財前杏子 | 瞳麗子 | 高橋ひとみ | 若村麻由美 |
財前又一 | 内田朝雄 | 藤岡琢也 | 西田敏行 |
里見脩二 | 根上淳 | 平田満 | 江口洋介 |
里見三知代 | 石井めぐみ | 水野真紀 | |
岩田重吉 | 多々良純 | 高城淳一 | 曾我廼家文童 |
佐々木庸平 | 田武謙三 | 小鹿番 | 田山涼成 |
佐々木よし江 | 田中筆子 | 坂本スミ子 | かたせ梨乃 |
河野正徳弁護士 | 清水元 | 近藤洋介 | |
関口仁弁護士 | 渥美国泰 | 江藤潤 | 上川隆也 |
金井講師 | 頭師孝雄 | 奥田達士 | |
佃医局長 | 久野四郎 | 斎藤洋介 | 片岡孝太郎 |
柳原弘 | 田川恒夫 | 堤真一 | 伊藤英明 |
菊川教授 | 南原宏治 | 有川博 | 沢村一樹 |
東都大学医学部第二外科-船尾教授 | 中村伸郎 | 藤田敏八 | 中原丈雄 |
黒川きぬ | 池内淳子 |
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